地区特設警備隊(ちくとくせつけいびたい)とは、日本陸軍が太平洋戦争末期の本土決戦に備えて編成した臨時の部隊。連隊区・兵事区の組織を基礎とし、緊急時に防衛召集によって一時的に集めた兵員を充当する。軍民一体となった地域の防衛のため、国民戦闘組織の中核に予定された。樺太の戦いにおいて実戦に参加している。