原始生命体(げんしせいめいたい、羅: Protobionta、英: Protobiont)とは化学進化による生命誕生直後の状態を有する生命のことである。現在の研究では共通祖先は古細菌および細菌にそれぞれ進化したとされているが、共通祖先が誕生する以前の生命についても論じられており、そのような生命を『原始生命体』と定義する。記事の内容では共通祖先と重複する部分はあるが、時系列的には 1. * 化学進化 2. * 原始生命体 3. * 共通祖先 4. * 細菌と古細菌 という順番で進化が行なわれたと定義されている。なお、本記事では共通祖先では余り論じられなかった初期の生命の遺伝、代謝などの生化学について記述する。 別名、原始生命、原始細胞、共通祖先以前、など。