勝浦藩(かつうらはん)は、上総国夷隅郡勝浦(現在の千葉県勝浦市)を居所とした藩。江戸時代前期の1682年に植村氏が入るが、1751年に改易。代わって大岡忠光が入封したが、2度にわたる加増を受けて1756年に藩庁を武蔵国岩槻に移した(岩槻藩)。勝浦周辺は岩槻藩の飛び地領として幕末まで残った。植村氏は串浜に串浜陣屋(陣屋)を構え、大岡氏は墨名字庚申山に陣屋を置いた。