『児女英雄伝』(じじょえいゆうでん)とは中国・清末期の文康(ぶんこう)による武侠小説。全40回から構成される。 武侠小説とは当時の大衆小説で、そのヒロインである十三妹(武田泰淳の小説で中国語読みの「シイサンメイ」と読ませたのが有名になったため、日本でも中国語読みで呼ばれることが多い)は戦うヒロイン(女侠)の代表である。多くの読者を得て、その後何度も映画化・ドラマ化された。中国、台湾、香港では京劇などの人気演目であり、女侠といえば十三妹というくらい有名である。