伊藤 真乗(いとう しんじょう、昭和・平成時代の僧(沙門)。俗名・伊藤 文明(いとう ふみあき)。明治39年(1906年)3月28日 - 平成元年(1989年)7月19日)は、日本の宗教家で、真言宗醍醐派総本山醍醐寺末寺院の主管から独立、戦後新たな一宗を形成、出家仏教を基盤とする、在家仏教教団・真如苑を創設し、開祖となった。開祖修行の祖山・真言宗醍醐寺からは「真如三昧耶流」の流祖(創始者)と位置づけられている。なお、俗名「文明」は「ふみあき」が正式名称であるが「ぶんめい」と音読みする場合も多い。妻、伊藤友司(僧名・眞如)は「真如霊祖」と称されている。