伊勢崎藩(いせさきはん)は、上野国佐位郡伊勢崎(現在の群馬県伊勢崎市)の伊勢崎陣屋に藩庁を置いた藩。江戸時代初期に稲垣家が入封した後、前橋藩酒井家(雅楽頭家)の所領となり、支藩が断続的に存在した。天和元年(1681年)に酒井忠寛が2万石で入って以降、廃藩置県まで酒井家が9代約200年続いた。酒井家時代は小藩ながら盛んな文教政策で知られ、藩校のみならず領内には多くの郷学が設けられた。