不変化詞(ふへんかし、英語: Particle)または小辞(しょうじ)とは、典型的な屈折語(インド・ヨーロッパ語等)において人称・数・性・格などにより語形変化する品詞である動詞・名詞・代名詞・形容詞などを除いた品詞の総称である。他の言語でも対応する品詞の総称として用いる。 具体的には次のような品詞(あるいは個別言語でこれらに相当するもの)を含む。 * 副詞 * 接置詞 * 接続詞 * 間投詞 * 前置詞 * 日本語の助詞(機能的には上記各品詞に相当するものを含む) 名詞や動詞に付属して格、法、アスペクトなどに相当する文法的機能を果たすものもある。 また広義には、個別言語で語形変化しない品詞を含めて指すこともあり(英語Uninflected word、例えば英語の形容詞、冠詞など)、他には従来の品詞に分類できないものを助詞・小辞と呼ぶこともある(助詞を参照)。