ロシア海軍歩兵(ロシアかいぐんほへい、ロシア語:Морская пехота, Morskaya Pekhota)とは、ロシア海軍の水陸両用作戦部隊である。他国の海兵隊・海軍陸戦隊に相当する。 ロシアにおける海軍歩兵部隊は帝政時代の1705年に初めて編成され、ナポレオン戦争やクリミア戦争、日露戦争、第一次世界大戦などで戦闘に参加した。さらにソビエト連邦時代にはセルゲイ・ゴルシコフ提督がその規模を拡張し、世界中の戦地に展開した。その後、ロシア連邦初期には大幅に規模縮小されたが近年では必要に応じて部隊改編がなされている。