ラム(英: Lamb)は、永久門歯がない、(およその目安として)生後12か月未満の羊、またはその肉(羊肉)である。まだ母乳を摂取しているラムはミルクラムと呼ばれる。門歯のある、(およその目安として)生後1年以上の羊肉はマトン(英: Mutton)と呼ばれる。正確な定義は、羊肉#等級を参照のこと。 肉に加えて、肝臓、腎臓、胸腺、舌も食材となる。皮は革製品や毛皮として使われる。 イスラム、エルサレム神殿破壊以前の古代ユダヤ教、サマリア人、その他の中東の宗教を含む様々な宗教において、子羊はとして過去そして現在も、しばしば使われる。 キリスト教では、子羊はイエス・キリストの十字架上の死の象徴である。このいわゆる神の子羊はキリスト教の象徴主義や芸術においてしばしば取り上げられる。特に南欧においてイースターにラム肉を食べる習慣はこの結果である。