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- ラテン語の動詞(ラテンごのどうし)は近現代のヨーロッパの主要言語に比べて非常に複雑な形態論的特徴を見せている。これは、サンスクリット語や古代ギリシア語に比べると若干の簡素化が進んでいるとはいえ(双数、アオリスト時制、中動態の消失など)、インド・ヨーロッパ祖語から脈々と受け継がれた特徴である。 ラテン語の動詞には、3つの法(直説法、命令法、接続法)、2つの態(能動態、受動態)、3つの人称(1人称、2人称、3人称)、2つの数(単数、複数)がある。
* 直説法には6つの時制がある。現在、未完了過去(en)、未来、現在完了、過去完了、未来完了
* 接続法には4つの時制がある。現在、過去、現在完了、過去完了。
* 不定詞、分詞には3つの時制(現在、完了、未来)と2つの態がある。 動詞は人称に応じて語形変化し、どの人称かは人称語尾で示される。動詞の語形変化を「活用」(conjugation)と呼ぶ。例えば、動詞amō(「私は愛する」、1人称単数、"I love")の活用は、2人称単数:amās(「君は愛する」、"you love")、3人称単数:amat(「彼/彼女は愛する」、"he/she loves")のように続く。単数と複数でそれぞれ1人称・2人称・3人称の3つの人称がある。 以下、この項ではラテン語動詞の活用の種類と数に始まり、規則動詞・不規則動詞の順に記述していくが、この項目では特に動詞活用の形態論を取り上げ、時制・活用形の意味論や用法・統語論については英語版Latin tenses (en)とLatin syntax (en)を参照のこと。 また、ラテン語の動詞の活用形の総覧には、英語版Wiktionaryのfirst conjugation (第1活用), second conjugation (第2活用), third conjugation (第3活用), fourth conjugation (第4活用)を参照のこと。 (ja)
- ラテン語の動詞(ラテンごのどうし)は近現代のヨーロッパの主要言語に比べて非常に複雑な形態論的特徴を見せている。これは、サンスクリット語や古代ギリシア語に比べると若干の簡素化が進んでいるとはいえ(双数、アオリスト時制、中動態の消失など)、インド・ヨーロッパ祖語から脈々と受け継がれた特徴である。 ラテン語の動詞には、3つの法(直説法、命令法、接続法)、2つの態(能動態、受動態)、3つの人称(1人称、2人称、3人称)、2つの数(単数、複数)がある。
* 直説法には6つの時制がある。現在、未完了過去(en)、未来、現在完了、過去完了、未来完了
* 接続法には4つの時制がある。現在、過去、現在完了、過去完了。
* 不定詞、分詞には3つの時制(現在、完了、未来)と2つの態がある。 動詞は人称に応じて語形変化し、どの人称かは人称語尾で示される。動詞の語形変化を「活用」(conjugation)と呼ぶ。例えば、動詞amō(「私は愛する」、1人称単数、"I love")の活用は、2人称単数:amās(「君は愛する」、"you love")、3人称単数:amat(「彼/彼女は愛する」、"he/she loves")のように続く。単数と複数でそれぞれ1人称・2人称・3人称の3つの人称がある。 以下、この項ではラテン語動詞の活用の種類と数に始まり、規則動詞・不規則動詞の順に記述していくが、この項目では特に動詞活用の形態論を取り上げ、時制・活用形の意味論や用法・統語論については英語版Latin tenses (en)とLatin syntax (en)を参照のこと。 また、ラテン語の動詞の活用形の総覧には、英語版Wiktionaryのfirst conjugation (第1活用), second conjugation (第2活用), third conjugation (第3活用), fourth conjugation (第4活用)を参照のこと。 (ja)
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- ラテン語の動詞(ラテンごのどうし)は近現代のヨーロッパの主要言語に比べて非常に複雑な形態論的特徴を見せている。これは、サンスクリット語や古代ギリシア語に比べると若干の簡素化が進んでいるとはいえ(双数、アオリスト時制、中動態の消失など)、インド・ヨーロッパ祖語から脈々と受け継がれた特徴である。 ラテン語の動詞には、3つの法(直説法、命令法、接続法)、2つの態(能動態、受動態)、3つの人称(1人称、2人称、3人称)、2つの数(単数、複数)がある。
* 直説法には6つの時制がある。現在、未完了過去(en)、未来、現在完了、過去完了、未来完了
* 接続法には4つの時制がある。現在、過去、現在完了、過去完了。
* 不定詞、分詞には3つの時制(現在、完了、未来)と2つの態がある。 動詞は人称に応じて語形変化し、どの人称かは人称語尾で示される。動詞の語形変化を「活用」(conjugation)と呼ぶ。例えば、動詞amō(「私は愛する」、1人称単数、"I love")の活用は、2人称単数:amās(「君は愛する」、"you love")、3人称単数:amat(「彼/彼女は愛する」、"he/she loves")のように続く。単数と複数でそれぞれ1人称・2人称・3人称の3つの人称がある。 (ja)
- ラテン語の動詞(ラテンごのどうし)は近現代のヨーロッパの主要言語に比べて非常に複雑な形態論的特徴を見せている。これは、サンスクリット語や古代ギリシア語に比べると若干の簡素化が進んでいるとはいえ(双数、アオリスト時制、中動態の消失など)、インド・ヨーロッパ祖語から脈々と受け継がれた特徴である。 ラテン語の動詞には、3つの法(直説法、命令法、接続法)、2つの態(能動態、受動態)、3つの人称(1人称、2人称、3人称)、2つの数(単数、複数)がある。
* 直説法には6つの時制がある。現在、未完了過去(en)、未来、現在完了、過去完了、未来完了
* 接続法には4つの時制がある。現在、過去、現在完了、過去完了。
* 不定詞、分詞には3つの時制(現在、完了、未来)と2つの態がある。 動詞は人称に応じて語形変化し、どの人称かは人称語尾で示される。動詞の語形変化を「活用」(conjugation)と呼ぶ。例えば、動詞amō(「私は愛する」、1人称単数、"I love")の活用は、2人称単数:amās(「君は愛する」、"you love")、3人称単数:amat(「彼/彼女は愛する」、"he/she loves")のように続く。単数と複数でそれぞれ1人称・2人称・3人称の3つの人称がある。 (ja)
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- ラテン語の動詞 (ja)
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