態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においては、どのような現象を態と見なすかについて一致した見解がない。能動態/受動態の区別のほかに態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。

Property Value
dbo:abstract
  • 態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においては、どのような現象を態と見なすかについて一致した見解がない。能動態/受動態の区別のほかに態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。 (ja)
  • 態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においては、どのような現象を態と見なすかについて一致した見解がない。能動態/受動態の区別のほかに態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 206627 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 2784 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 82515642 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においては、どのような現象を態と見なすかについて一致した見解がない。能動態/受動態の区別のほかに態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。 (ja)
  • 態(たい)またはヴォイス (voice) は、伝統的な文法において、動詞の形を変える文法範疇の一つで、動詞の表す行為を行為者の側から見るか、行為の対象の側から見るかに従って区別するものである。ラテン語の能動態と受動態が典型的な例である。 言語学においては、どのような現象を態と見なすかについて一致した見解がない。能動態/受動態の区別のほかに態として扱われることがあるのは、自発、使役、逆行態、願望、可能、中間態、逆受動態、適用態などである。 かつて古典語の文法ではvoiceを「相」と訳しているものが多かったが、現代ではvoiceの訳としては態をあて、相はアスペクトにあてるのが一般的である。 (ja)
rdfs:label
  • (ja)
  • (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of