バチカン放送(バチカンほうそう、イタリア語: Radio Vaticana, 英語: Vatican Radio)は、ローマ教皇庁によって運営されているカトリック教会の公式ラジオ放送局である。バチカン市国の国営放送であり、カトリックの宗教放送でもある。 ローマ教皇庁はカトリック教会の頂点であり、世界全体では13億人ほどの信徒を擁しており(2018年時点)、カトリック信徒は世界各地(地球上いたるところ)におり、使用言語も非常に多いので、国際電気通信連合(ITU)からも「いかなる地理的制約も受けず」に放送することが認められており(後述)、文字通り地球全体に届くような方法で、短波を用いて、47ほどの言語で(2020年時点)、国際放送を行っている。それがバチカン放送の主たる業務である。 現在では、短波、DRM、中波、FM、衛星放送、インターネット放送など、さまざまな周波数帯や伝送形式を使って放送を行っている。放送番組は世界61カ国で活動している200名を超える記者によって制作されており、番組の内容としては国際ニュース、カトリックのお話(教え)、特集番組、音楽番組などで、年間でのべ 42,000時間ほどの量の番組が放送されている。

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  • バチカン放送(バチカンほうそう、イタリア語: Radio Vaticana, 英語: Vatican Radio)は、ローマ教皇庁によって運営されているカトリック教会の公式ラジオ放送局である。バチカン市国の国営放送であり、カトリックの宗教放送でもある。 ローマ教皇庁はカトリック教会の頂点であり、世界全体では13億人ほどの信徒を擁しており(2018年時点)、カトリック信徒は世界各地(地球上いたるところ)におり、使用言語も非常に多いので、国際電気通信連合(ITU)からも「いかなる地理的制約も受けず」に放送することが認められており(後述)、文字通り地球全体に届くような方法で、短波を用いて、47ほどの言語で(2020年時点)、国際放送を行っている。それがバチカン放送の主たる業務である。 現在では、短波、DRM、中波、FM、衛星放送、インターネット放送など、さまざまな周波数帯や伝送形式を使って放送を行っている。放送番組は世界61カ国で活動している200名を超える記者によって制作されており、番組の内容としては国際ニュース、カトリックのお話(教え)、特集番組、音楽番組などで、年間でのべ 42,000時間ほどの量の番組が放送されている。 日本のカトリック中央協議会によると、バチカン放送のローマ教皇庁(バチカン)内での組織的な位置づけ(組織図)としては、「事務局(Secretariats)」があり、その中に「広報のための部署 (Dicastery for Communication)」があり、そこがバチカン放送を統括している、ということになっている。 なお、上記の主たる業務である大規模な国際放送のほかに、バチカン市国領内およびローマ市内向けのために、いわゆる「ローカル放送」もFM放送で行っており、このローカル番組の内容はイタリアの国勢・生活・文化・音楽関連の番組である。こちらは基本的にローマ周辺でしか聴取できない。 (ja)
  • バチカン放送(バチカンほうそう、イタリア語: Radio Vaticana, 英語: Vatican Radio)は、ローマ教皇庁によって運営されているカトリック教会の公式ラジオ放送局である。バチカン市国の国営放送であり、カトリックの宗教放送でもある。 ローマ教皇庁はカトリック教会の頂点であり、世界全体では13億人ほどの信徒を擁しており(2018年時点)、カトリック信徒は世界各地(地球上いたるところ)におり、使用言語も非常に多いので、国際電気通信連合(ITU)からも「いかなる地理的制約も受けず」に放送することが認められており(後述)、文字通り地球全体に届くような方法で、短波を用いて、47ほどの言語で(2020年時点)、国際放送を行っている。それがバチカン放送の主たる業務である。 現在では、短波、DRM、中波、FM、衛星放送、インターネット放送など、さまざまな周波数帯や伝送形式を使って放送を行っている。放送番組は世界61カ国で活動している200名を超える記者によって制作されており、番組の内容としては国際ニュース、カトリックのお話(教え)、特集番組、音楽番組などで、年間でのべ 42,000時間ほどの量の番組が放送されている。 日本のカトリック中央協議会によると、バチカン放送のローマ教皇庁(バチカン)内での組織的な位置づけ(組織図)としては、「事務局(Secretariats)」があり、その中に「広報のための部署 (Dicastery for Communication)」があり、そこがバチカン放送を統括している、ということになっている。 なお、上記の主たる業務である大規模な国際放送のほかに、バチカン市国領内およびローマ市内向けのために、いわゆる「ローカル放送」もFM放送で行っており、このローカル番組の内容はイタリアの国勢・生活・文化・音楽関連の番組である。こちらは基本的にローマ周辺でしか聴取できない。 (ja)
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  • バチカン放送(バチカンほうそう、イタリア語: Radio Vaticana, 英語: Vatican Radio)は、ローマ教皇庁によって運営されているカトリック教会の公式ラジオ放送局である。バチカン市国の国営放送であり、カトリックの宗教放送でもある。 ローマ教皇庁はカトリック教会の頂点であり、世界全体では13億人ほどの信徒を擁しており(2018年時点)、カトリック信徒は世界各地(地球上いたるところ)におり、使用言語も非常に多いので、国際電気通信連合(ITU)からも「いかなる地理的制約も受けず」に放送することが認められており(後述)、文字通り地球全体に届くような方法で、短波を用いて、47ほどの言語で(2020年時点)、国際放送を行っている。それがバチカン放送の主たる業務である。 現在では、短波、DRM、中波、FM、衛星放送、インターネット放送など、さまざまな周波数帯や伝送形式を使って放送を行っている。放送番組は世界61カ国で活動している200名を超える記者によって制作されており、番組の内容としては国際ニュース、カトリックのお話(教え)、特集番組、音楽番組などで、年間でのべ 42,000時間ほどの量の番組が放送されている。 (ja)
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  • バチカン放送 (ja)
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