ハーシェル400カタログ(Herschel 400 catalogue )は、ウィリアム・ハーシェルが選定した星雲目録の中から、1980年頃にフロリダ州のAncient City Astronomy Club in St. Augustineの会員であるBrenda F. Guzman (Branchett)、Lydel Guzman、Paul Jones、James Morrison、Peggy Taylor、Sara Saeyが選んだ部分集合である。彼らは、ピッツバーグのJames Mullaneyがスカイ&テレスコープ誌に投稿した論文を読んで、カタログの作成を決意した。 この論文で、Mr. Mullaneyは、ウィリアム・ハーシェルの収録した2,500の天体は、アマチュア天文家にとって、メシエ天体を制覇した後の良い目標のベースになると提案した。 ハーシェル400カタログは、1864年に5000個の天体を収録したジョン・ハーシェルのジェネラルカタログの部分集合となっており、従ってニュージェネラルカタログの部分集合ともなっている。 このカタログのフォームは、Astronomical League's Herschel 400 clubに基づいている。