スウェーデン漫画判決(スウェーデンまんがはんけつ、Mangamålet)は、漫画翻訳家でスウェーデンでも指折りの漫画専門家として知られるスウェーデン人のシモン・ルンドストロームが、児童ポルノ所持の罪を問われた裁判。漫画の絵は児童ポルノではなく、被告を有罪にすることは表現の自由を定めた統治法に反するとして、2012年6月15日にスウェーデン最高裁判所が被告を無罪とした判決が下された。別名「シモン・ルンドストロム事件」。 2012年8月13日に、ニコニコ動画でシモン・ルンドストローム講演の生中継が行われ話題となった。単に「漫画が児童ポルノに該当するかどうか」だけでなく、かねてより指摘されていた「児童ポルノ所持の禁止がもたらす冤罪の可能性」が現実になったものとして注目された。