シール (HMS Seal) は、英海軍の機雷敷設潜水艦である(Grampus-class)の一隻である。本艦は第二次世界大戦に参加し、ドイツ海軍に鹵獲された後でドイツ艦UBとして就役した。第二次世界大戦でドイツ側が海上で鹵獲した唯一の潜水艦である。 シールは1936年12月9日にチャタム工廠で起工され、1938年9月27日に進水、1939年5月24日に英海軍に就役した。英海軍籍時代の全期間をルパート・ロンズデール(Rupert Lonsdale)が指揮を執り、本艦は彼にとって2隻目の指揮艦であった。