アルトマルク号事件(アルトマルクごうじけん、ノルウェー語: Altmark-affæren、英語: Altmark Incident、ドイツ語: Altmark-Zwischenfall)は、第二次世界大戦中の1940年2月16日、当時中立だったノルウェーの領海を舞台にイギリスとドイツ国の間で発生した軍事衝突。イギリス海軍の駆逐艦が、ドイツ海軍のタンカーを臨検し、捕虜299名を奪還した。イギリス海軍によって行われた大掛かりな移乗攻撃の最後のものである。本事件のあと枢軸国と連合国の双方が中立国ノルウェーへの侵攻や攻撃計画を企図し、ノルウェーの戦いに発展した。