シモ・ヘイヘまたはシモ・ハユハ(Simo Häyhä: フィンランド語発音: ['simɔ 'hæy̯hæ], 1905年12月17日 - 2002年4月1日)は、フィンランドの軍人、狙撃兵(スナイパー)。ソビエト連邦がフィンランドに侵攻して起こった冬戦争では、ソビエト赤軍兵を多数狙撃して“白い死神”(белая смерть)と呼ばれ、恐れられた。確認戦果542人はスナイパーとして射殺した人数では世界戦史で最多とみられる。愛称は「銃殺王」「シムナ」(Simuna)。フィンランド現地語の発音にあわせる場合、スィモ・ハユハもしくはスィモ・ハウハと表記するのが近く、日本でも上記のようにシモ・ハユハと表記するメディアもある。