ザルツコッテン (ドイツ語: Salzkotten, ) は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州北東部にあたるデトモルト行政管区(地理上の概念であるオストヴェストファーレン=リッペ地方と同一地域)南部のパーダーボルン郡に属す市である。地理的および文化的にはビューレナー・ラント(ビューレン地方)に属す。かつてはザルツコッテン製塩所がこの街にあった。工業化以前のオストヴェストファーレンでは田舎の建物を「コッテン」と称していた。それは居住目的にも農業生産目的にも用いられず、その他の製品を製造・加工するために用いられた。たとえば、現在の市名の由来となった製塩業もこのコッテンで行われていた。