About: ゲネラール＝アドミラール (装甲巡洋艦)

「ゲネラール＝アドミラール」（ロシア語: «Генера́лъ-Адмира́лъ»）は、ロシア帝国が建造した世界初の装甲巡洋艦（броненосный крейсеръ）である。ロシア帝国海軍がクリミア戦争敗戦からの艦隊の復興と外洋進出を熱望した19世紀後半に艦隊主力として整備した、「」（«Океанскій крейсеръ»）シリーズの始祖となる巡洋艦であった。 設計上は装甲巡洋艦と呼ばれたが、その時代ロシア帝国海軍には装甲巡洋艦というが存在しなかった関係で、1869年6月14日から1875年3月14日まではコルベット（корветъ）または装甲コルベット（броненосный корветъ）、あるいは半装甲コルベット（полуброненосный корветъ）、1875年3月15日からはフリゲート（фрегатъ）または半装甲フリゲート（полуброненосный фрегатъ）、1892年2月1日からは （крейсеръ I ранга）に分類された。その後、第一線を退き、1906年3月11日付けで練習船（учебное судно）、1909年10月12日付けで機雷敷設艦（минный заградитель）、1920年2月1日付けで再び練習船、1924年7月11日付けで再び機雷敷設艦、1937年6月13日付けで自走（плавучая база самоходная）に類別を変更された。ロシア革命ののち、、さらに、ソビエト連邦海軍へ所有者が変わった。最終的に退役したのは1944年であり、ちょうど 80 年にわたって海軍に在籍していた。