クズウコン(葛鬱金、Maranta arundinacea)は、熱帯アメリカ原産の多年草。地下茎から澱粉を採るために熱帯各地で栽培される。 クズウコンという和名は、澱粉の採れる植物クズと見かけの似たウコンを合わせたもの。英語名はアロールート(Arrowroot)で、採れた澱粉もアロールート(en)と呼ばれる(ただしキャッサバなど他種植物の澱粉が同じ名で呼ばれることもある)。この澱粉は菓子などの食品原料として使われる。 また、クズウコンに似ているがまったく別種の食用植物にもアロールートの名がついており、タシロイモ科のタシロイモ(ポリネシアン・アロールート)やカンナ科のクイーンズランド・アロールート(食用カンナ、)、ショウガ科のインド・アロールート、ソテツ科のフロリダ・アロールートなどがある。どの種類も生食はせず、根茎からデンプンを取り出して食用とするところが共通している。 クズウコンの生産地としては西インド諸島やモーリシャス、マダガスカル、東南アジアなどが上げられる (マランタ属)やそれに近縁の植物には、観葉植物とされるものも多い。

Property Value
dbo:abstract
  • クズウコン(葛鬱金、Maranta arundinacea)は、熱帯アメリカ原産の多年草。地下茎から澱粉を採るために熱帯各地で栽培される。 クズウコンという和名は、澱粉の採れる植物クズと見かけの似たウコンを合わせたもの。英語名はアロールート(Arrowroot)で、採れた澱粉もアロールート(en)と呼ばれる(ただしキャッサバなど他種植物の澱粉が同じ名で呼ばれることもある)。この澱粉は菓子などの食品原料として使われる。 また、クズウコンに似ているがまったく別種の食用植物にもアロールートの名がついており、タシロイモ科のタシロイモ(ポリネシアン・アロールート)やカンナ科のクイーンズランド・アロールート(食用カンナ、)、ショウガ科のインド・アロールート、ソテツ科のフロリダ・アロールートなどがある。どの種類も生食はせず、根茎からデンプンを取り出して食用とするところが共通している。 クズウコンの生産地としては西インド諸島やモーリシャス、マダガスカル、東南アジアなどが上げられる (マランタ属)やそれに近縁の植物には、観葉植物とされるものも多い。 (ja)
  • クズウコン(葛鬱金、Maranta arundinacea)は、熱帯アメリカ原産の多年草。地下茎から澱粉を採るために熱帯各地で栽培される。 クズウコンという和名は、澱粉の採れる植物クズと見かけの似たウコンを合わせたもの。英語名はアロールート(Arrowroot)で、採れた澱粉もアロールート(en)と呼ばれる(ただしキャッサバなど他種植物の澱粉が同じ名で呼ばれることもある)。この澱粉は菓子などの食品原料として使われる。 また、クズウコンに似ているがまったく別種の食用植物にもアロールートの名がついており、タシロイモ科のタシロイモ(ポリネシアン・アロールート)やカンナ科のクイーンズランド・アロールート(食用カンナ、)、ショウガ科のインド・アロールート、ソテツ科のフロリダ・アロールートなどがある。どの種類も生食はせず、根茎からデンプンを取り出して食用とするところが共通している。 クズウコンの生産地としては西インド諸島やモーリシャス、マダガスカル、東南アジアなどが上げられる (マランタ属)やそれに近縁の植物には、観葉植物とされるものも多い。 (ja)
dbo:colourName
  • lightgreen (ja)
  • lightgreen (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 1395891 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1538 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 88311864 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
prop-ja:亜綱
prop-ja:名称
  • クズウコン (ja)
  • クズウコン (ja)
prop-ja:和名
  • クズウコン(葛鬱金) (ja)
  • クズウコン(葛鬱金) (ja)
prop-ja:学名
  • Maranta arundinacea L. (ja)
  • Maranta arundinacea L. (ja)
prop-ja:
prop-ja:画像
  • 250 (xsd:integer)
prop-ja:
prop-ja:
prop-ja:
prop-ja:
  • クズウコン Maranta arundinacea (ja)
  • クズウコン Maranta arundinacea (ja)
prop-ja:
prop-ja:
  • lightgreen (ja)
  • lightgreen (ja)
prop-ja:
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • クズウコン(葛鬱金、Maranta arundinacea)は、熱帯アメリカ原産の多年草。地下茎から澱粉を採るために熱帯各地で栽培される。 クズウコンという和名は、澱粉の採れる植物クズと見かけの似たウコンを合わせたもの。英語名はアロールート(Arrowroot)で、採れた澱粉もアロールート(en)と呼ばれる(ただしキャッサバなど他種植物の澱粉が同じ名で呼ばれることもある)。この澱粉は菓子などの食品原料として使われる。 また、クズウコンに似ているがまったく別種の食用植物にもアロールートの名がついており、タシロイモ科のタシロイモ(ポリネシアン・アロールート)やカンナ科のクイーンズランド・アロールート(食用カンナ、)、ショウガ科のインド・アロールート、ソテツ科のフロリダ・アロールートなどがある。どの種類も生食はせず、根茎からデンプンを取り出して食用とするところが共通している。 クズウコンの生産地としては西インド諸島やモーリシャス、マダガスカル、東南アジアなどが上げられる (マランタ属)やそれに近縁の植物には、観葉植物とされるものも多い。 (ja)
  • クズウコン(葛鬱金、Maranta arundinacea)は、熱帯アメリカ原産の多年草。地下茎から澱粉を採るために熱帯各地で栽培される。 クズウコンという和名は、澱粉の採れる植物クズと見かけの似たウコンを合わせたもの。英語名はアロールート(Arrowroot)で、採れた澱粉もアロールート(en)と呼ばれる(ただしキャッサバなど他種植物の澱粉が同じ名で呼ばれることもある)。この澱粉は菓子などの食品原料として使われる。 また、クズウコンに似ているがまったく別種の食用植物にもアロールートの名がついており、タシロイモ科のタシロイモ(ポリネシアン・アロールート)やカンナ科のクイーンズランド・アロールート(食用カンナ、)、ショウガ科のインド・アロールート、ソテツ科のフロリダ・アロールートなどがある。どの種類も生食はせず、根茎からデンプンを取り出して食用とするところが共通している。 クズウコンの生産地としては西インド諸島やモーリシャス、マダガスカル、東南アジアなどが上げられる (マランタ属)やそれに近縁の植物には、観葉植物とされるものも多い。 (ja)
rdfs:label
  • クズウコン (ja)
  • クズウコン (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
foaf:name
  • クズウコン (ja)
  • クズウコン(葛鬱金) (ja)
  • クズウコン (ja)
  • クズウコン(葛鬱金) (ja)
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of