キャフタ条約(キャフタじょうやく、モンゴル語:Хиагтын гэрээ、中国語: 恰克图條約、ロシア語: Кяхтинский договор)は、1728年に清朝とロシア帝国の間で締結された条約。それまで未確定だった外モンゴルにおける支配領域を確定した。その後の清国とロシア帝国の関係を規定した重要な条約であると同時に中央ユーラシアの歴史においても大きな画期をなす重要な二国間条約である。 なお、条約上の日付(1727年10月21日)は、清国側が条約草案を最初に作成した時点の日付にすぎず、露清両国代表はこの日、面会さえしていない。条約が調印・交換されたのは1728年6月25日のことである。