オードナンス QF 2ポンド砲(オードナンス QF 2ポンドほう、Ordnance QF 2 pounder)は、第二次世界大戦前にイギリスで巡航戦車 Mk.Iの主砲として開発された、口径40mmの戦車砲。英国の伝統により、口径ではなく砲弾の重量が名前になっている。 その後多くの戦車や装甲車の主砲として採用され、主に大戦前半のフランスや北アフリカで運用された。戦車砲型だけでなく対戦車砲型も作られ、歩兵の対戦車大隊で運用された。対戦車砲型は車輪を外して姿勢を低くでき、360度旋回が可能な凝った砲架を持っている。本砲の牽引用としてC8/ATが発注されている。