インノケンティウス11世(Innocentius XI, 1611年5月16日 - 1689年8月12日)は、ローマ教皇(在位:1676年 - 1689年)。本名はベネデット・オデスカルキ(Benedetto Odescalchi)。高徳の聖職者として知られ、ローマ教皇庁の綱紀粛正に乗り出す一方で、ガリカニスム、静寂主義、などに対して論陣を張って争った。