あじさいは日本の測地実験衛星(Experimental Geodetic Satellite、略称:EGS)である。高精度測地ミッションの確立を目標とし、1986年8月13日にH-Iロケットにより打ち上げられた。光線を反射する鏡を持つのみの、コマンドの受信機能などは持たないという意味で完全にパッシブな宇宙機である。追跡と測地などに関するデータ及び後述するスピンレートなど宇宙科学・工学に関係するデータの継続などが業務であり、現在も軌道上にあるため運用中扱いとなっている。