U規格(ユーきかく)とは、世界初の民生用(家庭用)カセット式VTRの規格。 1969年10月29日にソニー、松下電器産業(現:パナソニック)、日本ビクター(現:JVCケンウッド)等が発表し、1971年10月10日にソニーが「Uマチック」という商標で発売した。1972年1月には松下が「Uビジョン」、同年4月にビクターが「U-VCR」の商標で発売したが、ソニーの製品が有名なことから、他社製品でも「Uマチック」と呼ばれることもある。テープが非常に巨大であったことから、「ドカベンカセット」などの通称もあった。