第5SS装甲師団『ヴィーキング』(だいごSSそうこうしだん ― 独:5. SS-Panzer-Division „Wiking“)は、武装親衛隊の38個ある師団のひとつ。 武装親衛隊の初期から存在する古参部隊であり、構成隊員にドイツ系外国人・フィンランド義勇兵などが含まれ、後の武装親衛隊外国人部隊の萌芽となった。 一貫して東部戦線にあり、歩兵旅団としてバルバロッサ作戦、として、ブラウ作戦ではロストフ・ナ・ドヌ~カフカスで戦う。装甲擲弾兵師団から装甲師団に昇格し戦争末期には第3SS装甲師団と第4SS装甲軍団を構成して、ポーランド~ハンガリーで、ソ連軍を相手に防衛戦を展開した。その後チェコ、オーストリアへ退却し、1945年4月に降伏した。