国家保衛非常対策委員会(こっかほえいひじょうたいさくいいんかい、略称:国保委、국보위)は、朴正煕暗殺による維新体制崩壊後の権力の空白時期に、粛軍クーデターと非常戒厳令拡大措置を経て、政治の実権を握った全斗煥や盧泰愚を中心とする新軍部勢力が国政全般を掌握するため、非常戒厳令拡大措置以前からの構想に基づいて設置された機関である。