冬至(とうじ、英: winter solstice)は、二十四節気の第22。天文・平気法・周正などの節切りでは第1となり、暦法上は冬至で1年間の干支が切り替わる。夏正では第22となる。北半球ではこの日が一年で最も日の出から日没までの時間が短い。旧暦11月に存在するが、周代などの王朝では冬至の存在する子月を1月とし、子月後半の最初である冬至を1年の始まりとし、冬至前日を大晦日としていた(子後半で始まり、子前半で終わる)。 詳細は「三正#概要」を参照 現在普及している定気法では太陽黄経270度時(黄道十二宮では磨羯宮の原点に相当)で毎年12月22日頃。平気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義である。定気と平気で一致する唯一の節気である。暦ではそれが起こる日を冬至とするが、天文学においては太陽の視黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義しており、この場合は冬至の瞬間を含む日を冬至日(とうじび)と呼ぶ。期間としての意味もあり、この日より次の節気 小寒前日までである。