箕面有馬電気軌道1形電車(みのおありまでんききどう1がたでんしゃ)は、阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道が開業時の1910年から翌1911年にかけて33両新造した、木造車体の電車である。 本形式は製造時期や車体構造等の違いから厳密には1形と19形の2形式に分かれるが、経歴が類似していることから、本項では一括して説明することとする。また、本形式のうち、1949年から1950年にかけて京阪電気鉄道に譲渡され、同社の10形となった車両についても併せて紹介する。