京阪60型電車(けいはん60がたでんしゃ)は、1934年(昭和9年)に京阪電気鉄道が製造した電車の一形式である。 日本で初めて連接構造を採用し、また1930年代の世界的なブームに乗っていち早く流線形車体を用いたことで、日本の鉄道史に足跡を残した車両である。使用された列車名にちなみ、「びわこ号」の愛称を持ち、車体側面には愛称銘板が取り付けられている。