阪急550形電車(はんきゅう550がたでんしゃ)は、かつて阪急電鉄の前身である京阪神急行電鉄に在籍していた通勤形電車である。戦後初の宝塚線向け新形式として1948年及び1951年に16両が製造された。 運輸省の私鉄標準規格型車体に準拠したため、阪急では数少ない二段上昇窓で製造された。また、阪急が子会社として設立した車両メーカーのナニワ工機の製造第一号車両であるとともに、宝塚線小型車両としては最後の新形式である。