緑の党(みどりのとう、英語: Green Party)は、日本の政治団体である。キャッチフレーズは「平和、脱原発、人権、連帯」「愛と緑を育てる緑の党」。1980年7月に青森県青森市で開かれた緑の党結成準備会を起源とする政党であるが、現在の党本部は東京都豊島区に所在する。三橋派緑の党とも。 同年の第36回衆議院議員総選挙では日本労働党公認で立候補した現党首の対馬テツ子、精神的指導者であった三橋辰雄(2001年死去)らによって結成された政党である。1990年代にかけて国政選挙や都知事選挙に公認候補を擁立したが、いずれの候補も落選している。1993年の一時期には緑社会党として活動していた。また1999年の大田区議会議員選挙で初当選をはたした野呂恵子が唯一の所属議員であったが、2021年12月に死去。 なお緑の党は環境保全や原子力発電反対などを掲げているが、ドイツ連邦議会に議席を有する同盟90/緑の党とは関係がなく、また複数の地方議員が所属している日本の政治団体緑の党グリーンズジャパンとは異なり、各国の環境政党が所属するグローバルグリーンズにも参加していない。