日西墨三国交通発祥記念之碑(にっせいぼくさんごくこうつうはっしょうきねんのひ)は、千葉県夷隅郡御宿町岩和田にあるオベリスク型の記念碑である。通称はメキシコ記念塔(メキシコきねんとう)。鉄筋コンクリート製で高さ17メートル。 1609年(慶長14年)に岩和田の海岸で起こったスペインの前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ・デ・ビベロの乗船サン・フランシスコ号の漂着事故が、日本とスペイン(西班牙)、およびメキシコ(墨西哥、当時はスペイン領ヌエバ・エスパーニャ)との直接交流を生むきっかけになったことから、漂着と救助を記念する目的で1928年(昭和3年)に建設された。 周囲はメキシコ記念公園(メキシコきねんこうえん)として整備されている。 「日西墨三国交通発祥記念碑」と「之」を抜いて表記されることがあるが、碑の題字には「之」が含まれている。