降架(こうか、英: Deposition of Christ, Descent from the Cross、希: Ἀποκαθήλωσις, Apokathelosis)あるいは十字架降架(じゅうじかこうか)とは、磔刑により死んだイエス・キリストを十字架から降ろす場面を描いたキリスト教美術の主題であり、1611 - 1614年にルーベンスの描いたアントウェルペンの聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)の祭壇画が有名。 ヨハネによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書の3書に基づきイエスの死体をアリマタヤのヨセフがピラトに願って十字架から降ろした場面を指すが、ユダヤ教の習慣どおりにイエスの身体に香油を塗るために死体を横たえる場面を指すこともある。