阮 小七(げん しょうしち、Ruǎn Xiǎoqī)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第三十一位の好漢。天敗星の生まれ変わり。渾名は活閻羅(かつえんら)。阮三兄弟の末弟。二人の兄、阮小二、阮小五とともに漁師をしており、後述する性格、にきび面などの描写からは登場時まだ10代後半だったと思われるが、渾名の「この世の閻魔」が示すように荒くれ者として近隣には恐れられていた。ただ、作中の阮小七は荒くれ者というよりは、末弟という事もあってはきはき明るいお調子者で、どうしようもない悪戯をして梁山泊の一同を笑わせることもあった。ただそのお調子者の性格は官憲とは相容れず、結局それが彼が後に得た地位を失う原因となった。