童 威(どう い)は中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第六十八位の好漢。地進星の生まれ変わり。渾名は出洞蛟(しゅつどうこう)で、洞穴から出てきたミズチという意味で、泳ぎが達者なのと混江「竜」李俊の腹心であるため名付けられたと思われる。童猛とは兄弟でともに李俊を慕い、李俊の梁山泊への入山・離脱の際にもこれに従った。