童 猛(どう もう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第六十九位の好漢。地退星の生まれ変わり。渾名は翻江蜃(ほんこうしん)で、長江を荒れさせるミズチと意味し、泳ぎが達者なのと混江「竜」李俊の腹心であるため名付けられたと思われる。童威とは兄弟でともに李俊を慕い、李俊の梁山泊への入山・離脱の際にもこれに従った。