『逢びき』(あいびき、Brief Encounter)は、1945年のイギリスの恋愛映画。互いに配偶者を持つ身でありながら道ならぬ恋に惑う男女の出会いと別れを描いた恋愛映画の傑作である。ノエル・カワードの戯曲『』の映画化であり、デヴィッド・リーンが監督、とトレヴァー・ハワードが主演した。全編にわたってラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がBGMとして効果的に使用されたことでも名高い。なお、ピアノ独奏はアイリーン・ジョイス(ムイル・マティソン指揮/ナショナル交響楽団)。 1974年にリチャード・バートンとソフィア・ローレンの主演でテレビ映画『』としてリメイクされている(日本では1976年に劇場公開)。