若宮(わかみや)は、日本海軍の海防艦で、普遍的には択捉型海防艦の8番艦とされている。海軍省が定めた公式類別では占守型海防艦の12番艦。この名を持つ帝国海軍の艦船としては、水上機母艦若宮に続いて二代目。艦名の由来は長崎県の若宮島から。若宮は三井造船玉野造船所において建造され、1943年(昭和18年)8月10日に竣工。同月下旬、第一海上護衛隊に編入される。同年11月23日、船団護衛中に米潜水艦ガジョンの魚雷攻撃をうけ、沈没した。