致遠館(ちえんかん)は、佐賀藩主・鍋島閑叟(直正)がオランダ人宣教師グイド・フルベッキを招聘し、1867年(慶応3年)に長崎に設立した英学を学ぶための藩校である。明治2年(1869年)に消滅するまでの2年間に多くの人材が学んだ。