総理各国事務衙門(そうりかっこくじむがもん、通称:総理衙門、満州語:ᡤᡝᠷᡝᠨᡤᡠᠷᡠᠨ ᡳᠪᠠᡳᡳᡨᠠ ᠪᡝᡠᡥᡝᠷᡞᠯᡝᠮᡝᡞᠴᡞᡥᡞᠶᠠᠷᠠᠶᠠᠮᡠᠨ、転写:geren gurun i baita be uherileme icihiyara yamun)は、清朝後期、外交や洋務(鉱山や鉄道に関する政策等)を管轄するために設立された官庁。1861年1月20日から1901年9月7日まで存在した。「総署」、「訳署」とも略称される。以下の解説では総理衙門と簡称する。時代が下るにつれて外交における影響力は低下したが、それまでの歴代中国王朝の外交手法を一変させる作用があった。