米酒交換(こめさけこうかん)は、近代日本(明治時代から昭和時代初期)において、農家と酒造家との間で行われた物々交換の慣習。1898年(明治31年)の廃止後、酒(日本酒)の密造や自造自飲の慣習防止のために推奨されたが、日中戦争で米の生産統制が行われ、酒の流通が配給制に移行していく過程で、1940年(昭和15年)に廃止された。 2018年(平成30年)、「地域で栽培された米で醸す地酒の原点」として、京都府京丹後市の民間団体「丹後酒梁」(たんごささりょう)によって、酒米ファンドとして復活した。