竹本 むら太夫(たけもと むらたゆう)は、義太夫節の太夫。江戸中期より九代を数える。初代は初代竹本岡太夫の門弟にして、二代目は四代目竹本綱太夫を襲名しており、三代目以降はその門弟や孫弟子、曾孫弟子が襲名していることから、竹本綱太夫系の名跡として知られる。