立法院(りっぽういん、英語:Legislature of the Government of the Ryukyu Islands)は、米国民政府布令第68号「琉球政府章典」により設置された、琉球政府の立法機関である。一院制。立法院の権限は、沖縄に適用されるすべての立法事項について立法権を行使することができるが、米国民政府の制約下にあり、法令の無効を命じられることもあった。 1972年5月15日の本土復帰に伴い、「琉球政府章典」により設置された立法院は廃止され、日本国の地方議会たる沖縄県議会が設けられた。ただし、沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律第5条第2項により、沖縄県議会議員選挙が実施されるまでは、従来の立法院議員が沖縄県議会議員とみなされた。立法院議事堂は、復帰後も議席の配列が一部変更になったものの県議会棟として使用されたが、沖縄県庁舎の建設に伴い解体された。