熱帯果樹(ねったいかじゅ)とは、の中で南北回帰線に挟まれた低緯度地域(熱帯および亜熱帯)を原産とする果樹を指す。また、その果実をトロピカルフルーツ(若しくはトロピカル・フルーツ)と呼ぶ。原産地でしか採取や栽培がされず世界に知られていなかった種が多かったが、近年の資源開発にともなって原産地以外でも紹介されるようになった。しかし、地域の固有種や大量生産できないなど希少性の高い種類もある。地域によって様々な名称で呼ばれている。一部は品種改良され、柑橘類のライム、グレープフルーツなど温帯での栽培が一般化した種類があるが、これらは熱帯果樹としては扱われない。