武氏祠(ぶしし、拼音: wǔshìcí)、または武氏墓群石刻は、中国の考古遺跡の一つ。山東省済寧市嘉祥県紙坊鎮武翟山村にある、後漢の豪族武氏を祀った墓地建造物群の総称。嘉祥武氏墓群石刻の名で全国重点文物保護単位に登録されている。 墓地の壁面に「画像石」、すなわち中国神話や歴史物語を描いた壁画・レリーフが刻まれている。その画像石のうつし(拓本)が、視覚史料や肖像画として様々な文脈で参照される。