欧州連合の歴史(おうしゅうれんごうのれきし)では、欧州連合(EU)の沿革について概説する。EUは複数の欧州連合基本条約を根拠として形成され、拡大を繰り返してきた。イギリスの欧州連合離脱はあったものの、東欧への拡大が続き、当初6であった欧州連合加盟国の数は27にまで増えた。 1951年には欧州石炭鉄鋼共同体の設立を決めたパリ条約が、1957年には欧州経済共同体と欧州原子力共同体を創設するためのローマ条約が署名された。欧州経済共同体と欧州原子力共同体は1993年に発足した欧州連合の一部となっている。