東京都監察医務院(とうきょうとかんさついむいん)は、死体解剖保存法第8条に基づき、東京都23区内で発生したすべての不自然死について、死体の検案及び解剖を行う東京都の行政解剖施設である。1948年(昭和23年)3月21日の開院であり、365日死体検案書を発行している。多摩地域・島嶼部においても、1978年(昭和53年)から検案及び解剖業務を関係機関等に委託のうえ実施している。また、監察医の養成をはじめ検視に携わる者、関係機関職員等への実習・研修も行っている。