暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)は、大坂(難波)から生駒山地の暗峠を越えて奈良(平城京)に至る街道であり、奈良街道、伊勢参宮街道の一つである。奈良側の呼び名は暗越大坂街道である。 奈良市三条町から生駒市西畑暗峠までの約13.3キロメートル区間が、1986年(昭和61年)8月10日の道の日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された、「日本の道100選」の一つに選定されている。また、奈良県区間の大部分と大阪府区間の一部が現在の国道308号と重複する。