日本名城百選(にほんめいじょうひゃくせん)は、小学館が2008年(平成20年)に出版した書籍。日本の城の中から選んだ名城100城の一覧である。 各都道府県の城が1〜5城ずつ含まれている。全ての城に色付きの縄張り図とその解説が掲載され、撮影ポイントが紹介されている。 掲載番号(下の表中の No.)が 1〜10 の城は、巻頭にベスト10として載っている。第1位を姫路城ではなく大坂城とし、第2位を熊本城とした点からも、見た目ではなく縄張りを重視していることが分かる。監修者の村田修三は『』(全3巻、新人物往来社、2008年)などを編集している城郭研究者である。編集者の八巻孝夫は中世城郭研究会の代表であり、出版当時は小学館の編集長だった。 財団法人日本城郭協会が2006年に発表した日本100名城のうち、69城が含まれている。同協会が2017年に発表した続日本100名城のうち、26城が含まれている。